福岡市での簡易宿所営業ではフロント設置要件が代替え設備で可能になりましたが、実際利用可能な代替設備にどのようなものがあるのか?調べてみました。
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高性能なセルフチェックインタブレット
「ICTの活用」や「タブレット等の端末を・・」と書いてあることが多い中、具体的なイメージがつかめない方も多いのではないでしょうか?
そんな中、泊特区申請上のセルフチェックインシステムとして大阪市保健所の承認を取得したシステムがありました。株式会社デバイスエージェンシーが開発したシステムで「エアサポタッチ」というタブレットを活用したステムです。実際開発元のホームページを見てみるとそのわかりやすさにびっくりしました!
入室からの流れとしては・・・
チェックイン時 入室→タブレットを操作言語選択→契約書やハウスルールの確認と同意をチェック→チェックイン→タブレットでパスポートの撮影→宿泊者の証明写真の撮影を行い送信。
となっていてイラストがわかりやすくタブレットの指示通りに操作を行えばチェックインできる仕組みになっています。
また追加でチェックインや困ったときのコールセンターへの連絡もできるようです。
もちろんチェックアウトも操作可能です。
あと驚いたのが騒音を自動で検知して警告するシステムもあるとのこと。
これだけの機能があれば宿泊施設に人がいる必要ないですもんね。
またこちらの会社では民泊運営代行サービスも行っているとのことでした。
料金は月額3,980円にて導入可能です。
チェックインにまつわるもう一つの問題・・・
チェックインの問題でもうひとつ気になるのが、鍵の受け渡しです。
ホストにとって毎回ゲストが来るたびに鍵を渡しに行くのは結構大変ですよね。
そこで鍵の問題を解決したのが「スマートロック」というシステムでスマホなどを使用して鍵の開閉を遠隔操作できます。システムも既存の玄関ドアのつまみに設置するだけで簡単に設置可能だそうです。
このシステムを使用することでのメリットは結構多く…
- 鍵を持たないので紛失の心配がない。
- 暗証番号は一定の期間で変更可能なので、悪用される心配もない。
- 一定期間鍵が開けっ放しになっていると自動で閉めることも可能で鍵のかけ忘れがない。
- 民泊仲介サイトと連携してゲストが泊まる日だけ使える暗証番号を予約後にゲストにメールしてくれるなど便利機能もある。
などざっと挙げただけでもかなりのメリットありですね。
また開閉時間の記録もできるので、ゲストの行動パターンの分析や清掃がきちんと入っているかの確認もできますね。
スマートロックについては既に多くの商品がでています。開閉もSUICA等のICカードを利用するものやスマホを使用するもの、暗証番号式など様々です。
機能面や金額などが自分にあったものかサービス内容を比較されて導入されてみてはいかがでしょうか。